ADSLと光ファイバー完全ガイド
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ADSLの速度が遅いとき
ADSLの接続速度が遅い原因をいくつか挙げてみました。
- 局舎からの距離
- ADSLの速度が出ない場合の多くは収容局から自宅までの距離が遠すぎる場合が多くあります。理由は、収容局からの距離が長くなるとデータの伝送損失が大きくなるためです。1.5Mや8MのADSLの場合、3km以上の距離があると十分な速度が得られません。また、12Mや20M超のADSLでも5kmを超えると十分な速度が出ない場合があります。この場合の距離とは収容局から自宅までの直線距離ではなく、実際に電柱を通っている線路長のことです。
- ISDN干渉の問題
- ADSLとISDNの干渉は、国内で利用されているISDNは「0〜320kHz」の周波数帯域を利用しており、ADSLが利用している上り30〜140kHz、下り140〜320kHzの周波数帯域の一部が重なってしまっています。そのため、ADSL信号が流れるメタルケーブルの近くにISDNの信号が流れるメタルケーブルがあると、信号が漏れが発生し、速度低下の原因になっています。
- 配線の見直し
- 第一に、配線は短ければ短いほうが良いということができます。壁のモジュラージャックからスプリッタまで、スプリッタからADSLモデムまでの距離を極力短くするようにしましょう。これらは電話線で接続されていますが、電話線はもともとノイズに弱い特性を持っています。ADSLモデムからパソコンまではLANケーブルで接続されますが、このLANケーブルは比較的ノイズに強いためADSLモデムはパソコンから遠ざけて、スプリッタの近くに置くようにしましょう。